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クルーズ ハンマー ドライバー

特徴

全く新しいコンセプトで設計されたドライバー。クルーズ社の「ハンマー理論」によりフェースプログレッションを極端に大きく設定している。
慣性モーメント値と‘対シャフト軸挙動’なる値との関連性から設計されたようである。これによりよりヘッド軌道が安定して飛距離も伸びるという。

飛距離

RatingGate掲示板やレポートで指摘されていた飛距離性能の高さは真実である。
特に45.75インチの長尺スペックについては、ハンマーのようなヘッドで引っ叩かれた後、エネルギーが余すことなくボールに伝わりグングンと飛距離を伸ばした。あのクレイジーシャフトを初めて装着した時以来、久々の感覚である。これはヘッドスピードに関わらず、どんなプレイヤーでも得られる感覚であろうと思う。
スタッフの誰もがこのクラブを打ちこなすまでに時間を要したが、同じく誰もが高い飛距離性能を体感出来た。
ボールの質はとにかくエネルギーに溢れ、まるで一昔前の硬いツーピースボールを引っぱたいた時のように、前に前に向かっていく。

やさしさ

クルーズ社の設計ではヘッド挙動が安定することによって曲がらなくなるということであるが、ここでは理論を補足するべきであると思う。
このヘッドはフェースローテーションを大きく使うとボールがまっすぐ飛ばない。手の悪い癖を最小限にすることによって初めてドライバーの才能を引き出すことが出来るのである。つまりドライバーがスイングも矯正してくれる役目を果たしており、レッスン用に購入しても良いくらいである。
これによってドライバーはもちろん、FWやアイアンに至るまで方向性が改善される可能性がある。
メーカーの言い分ではヘッドの性能によって方向性が安定するということであるが、そうではない。フェースプログレッション(どれだけシャフトがフェースより下がって刺さっているかの値)が極端に大きく、フェースの向きは手首のローテーションに極めて機敏に反応する。シャフトによる補正が必要不可欠といえる。
最初は少し時間がかかるかもしれないが、アイアンでプロが行うようなノックダウンショットまでマスター出来るかもしれない。

操作性

操作性は良好。FP値が高く重心が浅く感じることがそのままフェースの向きやヘッドの位置を明確にプレイヤーに教えてくれる。
これまでのドライバーはヘッドが大きくなるに連れてシャフト軸と重心位置の距離が長くなり、それが上級者の感覚にズレを生じさせていた。「感覚のディストーション」とでも言えば良いのだろうか。
このヘッドはそのディストーションを極限まで解消してくれる。特にフックやスライスの打ち分けに対しては繊細に調整が可能である。球の上下に対しては通常並みであり特に優位性は感じられない。

構えやすさ

一見して構えてみれば通常のドライバーとヘッド形状が明らかに異なるのがわかるだろう。
「ハンマー理論」と称される理論によってフェースプログレッションを極端に大きく設定。まるで円形の真ん中にシャフトが刺さっているかのような感覚を起こさせる。
さらにフェースが小さく見え、お世辞にも違和感無く構える事が出来るとは言えない。

打感

打感は比較的硬めで音も鈍い。いわゆる上級者が好む打感ではない。
ただ、ボールの飛び方を見れば、エネルギーがそのままボールに伝わっているようなしっかりとした芯の感覚の意味がわかるだろう。
あくまで感覚だが物理用語でいうところの非弾性剛体球(エネルギーのロスがなく変形しない球のこと)衝突のフィーリングといえば良いだろうか。インパクトの瞬間にヘッドの外にエネルギーが逃げる感覚がしない、がっちりした打感を与えてくれる。

適性H/S

まず、飛距離を伸ばすことができる可能性が高いプレイヤーはローヘッドスピード層。必ず45.75インチの長尺スペックを選択すること。(メーカー純正、RatingGate推奨シャフトなど全て)
全く練習をしないようなエンジョイゴルファーにはお勧めできないが、とにかくドライバーを変えることによって単純に飛距離を伸ばしたいという人にはドンピシャである。
ハイヘッドスピード層であれば45インチ程度の通常スペックの方が安定度が高い。しかし、このドライバーを購入する目的としてはあくまでも飛距離向上であり、その意味ではやはりシャフトが長い方が有利。別に試合用のエースドライバーはキープしておきたい。

推奨スペック

現在、市場で飛距離性能が高いと噂されているのは45.75インチのモデルであり、売上数もこちらの方が圧倒的に多いようである。純正でも基本性能は高いのだが、ヘッドコストが比較的低いことを考えてもカスタムスペックをお勧めする。純正シャフトと変わらない価格で高性能のシャフト装着モデルが手に入る。
ヘッド特性が敏感でありフェースコントロールに難があるため、極端に敏感なシャフトは危険である。
クラブ性能レーダーチャート
※飛距離の基準について
 H/S 42m/s以下の方
 H/S 43〜46m/sの方
 H/S 47m/s以上の方
Fitting Map
※Fitting Mapでは、各要素のが縦に一直線に並ぶほどバランスが良い設計とみなされます。

総評

当初クルーズゴルフのアイアンが思ったよりも低評価であったことも手伝い、掲示板の書き込みやアマチュアエージェンシーのレポートなどでは飛距離性能の高さが指摘されていたにも関わらず、RatingGateプロスタッフは試打に大きな期待はかけていなかった。
さらに最初にこの試打クラブがRatingGateに届けられた時、プロスタッフは一目見てもう興味を失った。それだけヘッドの形状が異質なのである。ヘッドはまんまるでフェース面は小さめ。どうやってこのドライバーを打てばよいのだろうか。スタッフの誰もがわからなかったし誰も進んで試打をしたいとは思わなかった。
しかし実際に調査を進めていくうちにその大きな弾道が本物であることが明らかにされた。確かにヘッドには癖があり万人向けとは言えないものの、まるでボールが大砲のように飛び出していく。長尺シャフトとの相性が抜群に良く、上級者よりもむしろ初心者〜中級者の方がこれまでのドライバーとの差を実感できることと思う。
さらにこのドライバーはフェースローテーションを大きく使おうとするとまっすぐ前に飛ばない。少なくとも多少のストロンググリップでボールを押し出すようにインパクトを迎えなければボールの方向は定まらないのである。これは昨今のクラブの進化には必要不可欠な動きであって、ドライバーのみならず、アイアンやFW等の正確性の向上に寄与する。
昔とは違い、最新のドライバーに対して最新のスイングを作り上げていくという帰納的なゴルフ理論が昨今のトレンドである。その意味でもこのハンマードライバーはスイングを正しい方向に導いてくれるばかりか、さらにすぐれたゴルフ理論を作り上げる可能性を秘めているとさえ言える。
さらに、これだけのポテンシャルに対してコストパフォーマンスは極めて高く、純正品CREWS GOLF(クルーズゴルフ)HAMMER(ハンマー)ドライバー(オリジナルカーボン)でもカスタムシャフト(ハンマードライバーマッハラインPROTO7061)でも6万円前後の実勢価格で販売されている。ユーザーの購入意欲を掻き立てることは間違いない。

ギア情報

クルーズ
HAMMER
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