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カムイアシリ450(SLE適合モデル)に装着した場合のメーカー発表値

ロフト角(°)
SLE適合 9・10・11・12 /
高反発 13(特注対応)
ライ角(°)
60
硬度 
SX・S・SR・R・R2・L
フェース角(°)
-1・±0・+0.5・+1・+1.5・+2
クラブ長さ(インチ)
44・45・45.5
キックポイント、
トルク 
DOUBLE KICK、4.8
バランス 
L(C3)・R-2(C7)・R(D0)・SR(D1)・S(D2)・SX(D3)
総重量(g)45インチ
L(275)・R-2(296)・R(302)・SR(304)・S(306)
目安適応
ヘッドスピード
X 48m/s〜52m/s
S 43m/s〜47m/s
SR 38m/s〜42m/s
R 33m/s〜37m/s
R-2 28m/s〜32m/s



カスタムクラブメーカー大手 カムイワークスがフジクラと共同開発したオリジナルシャフト。

シャフト内径が12角形になっており、他のシャフトとは全く異質なオリジナリティあふれるモデル。

以下はメーカーHP記載事項

DODECAGON:シャフトの内部形状が12角形になっている。12角形の平面部と角部が骨格構造を形成し、トルクを抑え、シャフトの腰も強くなる。その結果、中心部からのスナップが増大し、弾力性も増し、従来の内部が円形状のシャフトに比べて30%方向性が良くなった。




メーカーでは高い飛距離性能を一番のセールスポイントにおいている。

現在最も人気があると言われるクレイジー社のCBシリーズと同条件で比較した場合、ボールの回転数が若干多い。

シャフト自体の特性としては球離れが速く、ボールを押し込んでいけるような感じがない反面、ヘッドの走り感は強い。 

ヘッドスピードの速いプレイヤーが思い切って振っていった時には、ボールが浮き上がってしまいがちである。アゲインストでは球を抑える技術が必要だが、アベレージヒッターがただ何にも考えずに振っても、ある程度の理想弾道が得られる。



実際に構えてみると、ずっしりとした重さがないので腕力がない人でもシャープに振っていける。

ボールを包み込むようにようにシャフトが走ってくれるので、アベレージヒッターでも簡単にボールを捕まえることができる。。

スイングテンポが速い人(切り返しの速い人)は、トップの切り返しの時にヘッドの挙動が安定しづらく暴れるので、少し扱いづらいだろう。


メーカー発表値でトルクが4.8あるが、ディアマナ、アリスレイなどと比べるとヘッドが予想以上に遅れるという感覚は少ない。

その為、微細な表現になるがスイング中常に体の正面にクラブを置いておくことが出来るため、インパクトの瞬間をイメージしやすい。

ただ、ティショットで、 フェアウェイのあの場所へ置いていく といった高等技術には対応しかねるだろう。



インパクトの手前でヘッドが走ってくれるので、多少体が先行したとしても、振り遅れを助けてくれる。ヘッドが走ってくれるが、極端に暴れる感じはしない。

トルクが実際の数値より絞ってあるように感じる為、数値と実際の感覚のギャップがある。

実際の試打でも、「これ、本当にトルク4.8?」という声が聞かれた。



ヘッドスピードが38〜45のアベレージヒッターに向いている。ヘッドスピードが遅い人でも十分に扱えるシャフトである。



スイングスピードがある人にとっては、ヘッドが走り過ぎる傾向がある。

前述したが、スイング云々を考えずにただ振っていっても、比較的高弾道低スピンの棒球が出やすい。

そのような意味ではジオテックGTシリーズドライバーと同じ特性と言える。









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これまでカムイワークスは、カスタムクラブメーカーとして、その飛距離性能の高さからRatingGateにもたびたび登場してきた。そのオリジナリティあふれる設計は、RatingGateでもすでに何度も紹介しており、既知の方も多いだろう。

今回のフジクラ社製シャフトは、内径を12角形にするという新発想で、飛距離性能において、特にアベレージヒッターに大きな恩恵をもたらしそうである。
弾きがよく、トルク4.8という数値からは信じられない程のシャープな切れ味を見せる。これは今までのどのシャフトにも見られない傾向で、ほぼ間違いなく12角形という形状がもたらした剛性の高さであろう。

どちらかというと、ただ振るだけで高弾道低スピンの棒球が出やすい。したがって飛距離向上の為に特別な技術は必要ないのである。

問題点はと言えば、そのカラーリングとネーミングである。どんなに性能の良いモデルでも、ユーザーが使ってみたいという気が起こるようなデザインでなければ意味がない。本商品が単品販売されているにも関わらずゴルフ業界において全く無名であるのは、ここに原因があるというのがスタッフ全員の総意である。特にネーミングにおいてはRatingGateスタッフにはすこぶる不評であった。

フジクラゴムが制作を担当したというこのドデカゴン、秀逸な性能であることは間違いないので、カラーリングとネーミングを再考することによってはヒットモデルに転じる可能性が高い。次回作に期待大である。


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