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番手 #3 #4 #5 #6 #7 #8 #9 PW
ロフト角 21 24 27 31 35 39 43 47
ライ角 59.5 60 60.5 61 61.5 62 62.5 63
ソール角 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0
FP 3.5 3.7 3.9
シャフト長さ 38.75 38.25 37.75 37.25 36.75 36.25 35.75 35.25
バランス NS S D1・D2
DG S200 D1・D2・D3

※印はメーカー特注対応

シャフト名 硬さ シャフト重さ 調子 クラブ重さ(#5)
NS PRO 950GH(NS) S 98g 400g
ダイナミックゴールド(DG) S200 122g 手元 429g

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あまり特徴らしい特徴が見当たらず、メーカーHPを見ても新しいインフォメーションが見つからない。月並みだがメーカーの主張する長所を以下に示す。

ソリッドな打感と高いコントロール性を発揮する軟鉄鍛造ハーフキャビティ。

キャビティ内インパクトエリアを厚肉にしたインターナルバーとキャビティ外側を厚肉にしたエクスターナルバーによるデュアルマッスル キャビティデザイン。

ソール形状は、トレーリングエッジを大きくラウンドさせたラウンドソールを採用。ボールの拾いやすさと振り抜けの良さを可能にしている。



老舗のミズノらしく、アイアンは番手間の距離を正確に刻むことを主眼に考えているようである。飛距離性能は低い。7アイアンでも150ヤード〜160ヤードが精いっぱいで、飛距離性能の高いモデルと比べると2番手近く変ってしまう。


弾道はやや高めでボールの回転数は多め。それでいてスイートスポットが小さくアドレスには研ぎ澄まされた緊張感が必要となる。ミスヒットするとさらに簡単にキャリーが落ちてしまう。



ミズノの現行アイアン7種類のなかでやさしさは4番目、つまり平均的な仕様に設計されているものの、プレイヤーにはかなりの技術が要求される。

スイートスポットは小さめで飛距離も出ない。しかも捕まりは悪い。かろうじてボールは上がり易くなってはいるがゴルフ市場全体で見るとかなり手ごわい上級者仕様と言える。、これよりもさらにハードなモデルがまだ4種類もあるというのはミズノのこだわりなのだろうか。


軟鉄鍛造でオーソドックスな顔つき、さらにはソールの抜けも上々であり、操作性にはケチを付ける点はおおよそ見つからない。

ボールの回転数も多めなので上級者であればあるほど扱いやすいと感じるだろう。

総じてバランスが良くミズノの伝統を踏襲している。



姉妹モデルのMPー52と比べてみると、細かく設計が微調整されている事がわかる。このMP−62に関しては出来るだけ捕まらないイメージを出すようにトップラインを形作っている。対してMP−52は若干であるがボールを包み込むイメージを作りやすい。

ミズノ社のアイアンの顔はオーソドックスな中にどこか必ずミズノらしさが残るものである。一度この顔つきに慣れてしまうとなかなか他社のアイアンに変えられるものではないのだろう。




ミズノは打感というもののは全て音によるものであると断定しており、ミズノ製軟鉄鍛造のその音が如何に素晴らしいかを力説している。恐らくこれこそがミズノの生命線であり他社には絶対に譲れない部分なのだろう。

RatingGateの調査でもレポートでは高評価のものが顔をそろえたのも事実である。

しかし、他者の軟鉄鍛造アイアンと全く同じ条件で対照比較してみると、ミズノの打感、打球音が特別に秀でているというデータは得られなかった。


総合的な評価としては「上級者が心地よいと感じる軟鉄鍛造特有の柔らかさ」と表現しておこうと思う。



飛距離性能が高くないことを考えるとやはり44m/s以上は欲しい。

ただ、打ち出し角は高めであることと、回転数も多めであるのでミドル〜ロングアイアンの番手間距離が縮まることはない。

ダイナミックゴールドを選択するのであれば46〜47m/sを必要とする。




根強いファンのステイタスは手ごわいミズノの軟鉄鍛造アイアンを打ちこなすことによって満たされるようで、ミズノユーザーには断然ダイナミックゴールドに人気がある。

しかしながらただでさえ手ごわいヘッドに対してはNSプロの方が難易度が低いことは言うまでもない。一般的アマチュアユーザーの反応が良いのもNSである。



ミズノのデザインは昔から大きな変更点はなく、今更一目ぼれするような目新しい形状でない代わりに誰が見てもミズノのクラシカルな軟鉄アイアンだと認識出来る良さを持っている。

余計なロゴもなくシンプルなデザインで、現行のMPシリーズ全般、総じて高評価である。


{Mizuno}のロゴはもう少し小さい方が玄人受けするかもしれない。








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ミズノのアイアンはどこまで難しくなるのだろう。以前よりさらにMPシリーズのステータスは上がっているといっても良い。これがミズノの経営方針と言えばそれまでだが、実際には2009年6月現在MPシリーズの売り上げは全体でトップテンにも入っていない。

ただ日本ツアーでの使用率はドライバー、アイアンともに5位前後と検討しており、日本のツアーとアマチュア市場では温度差がある。

また、ミズノは現在MPアイアンの打感の素晴らしさを市場に周知させる目的で、各ショップに出向いて勉強会を開いている。それぞれ水とサイダーの入ったコップを叩き、打感の正体は音であるという証明を実験として行っているのだが、これが購買意欲を掻き立てるまでには至っていないのが現状である。

ただ、頑ななまでにMPブランドを守ろうとする経営姿勢は評価できるものであると思う。これまでにミズノのアイアンを購入し大切に使い続けている一般アマチュアの利益にもつながるからである。BSがツアーステージ拡大路線で失敗し、売上を落としていることから考えても賢明なマーケティングであろう。

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