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ロフト角(°)
9・10・11(他特注対応)
ライ角(°) 60°(他特注対応)
硬度  SX・S・SR・R・R2・L
フェース角(°) -1・0・+0.5・+1・+1.5・+2
長さ(インチ)  44・45・45.5
トルク  4.8 
キックポイント  Doublekick
バランス  L(C4)R-2(C8)R(D1)SR(D2)S(D3)
総重量(g)  L(275)・R-2(278)・R(285)SR(304)・S(306)
目安適応
ヘッドスピード
SX 48m/s〜52m/s
S 43m/s〜47m/s
SR 38m/s〜42m/s
R 33m/s〜37m/s
R2 28m/s〜32m/s

これまでカムイワークスジャパンが発売し続けてきたカムイアシリシリーズからアシリの名称を取り除き、新たにKAMUI456ドライバーとしてニューコンセプトで市場に投入してきたドライバー。

ヘッドのソール後方上に2か所、ウェイトを設け、低重心、深重心を達成している。

またなんと言ってもカムイの特徴であるフェース裏側のディンプル構造は今回もまた健在で、これによって飛距離アップを狙っている。



カムイワークスと言えば高い飛距離性能と高い価格が共に有名であるが、今回もまたどちらも高い数値を維持。

シャフトやスペックを適正にチョイスすることによって、大手ゴルフショップの店頭に並んでいるドライバーには出せない飛距離性能を発揮してくれる。

エポンのドライバーのように、特別な技術やヘッドスピードが必要なわけではなく、練習量の少ないプレイヤーでもヘッド性能の恩恵は十分に受けられる。感覚として、ボールがヘッドを離れてからの推進力が肉眼でも確認できる程、前にグイグイと進んでいく力強さは圧巻と言っても良い。

この強い直進性がどの構造に起因するのかはわからないが、カムイ独自のフェースの裏面に施されたディンプル構造にあるのかもしれない。



前作のアシリに比べてヘッド形状を大きく変更してきており、やさしさも向上している。重心深度が深くなり、これまで若干不安定であった直進性がオーソドックスな挙動になった。

ヘッドのやや上部にスイートスポットがあり、ここでヒット出来れば絵にかいた様な理想的な弾道になりやすい。技術は必要なくヘッドの性能で大きな棒球が出る。

ヘッド自体、かなり高弾道であるのでロフト選択に注意が必要である。



硬めの打球音の割にボールの食いつきは良く、意識の中ではインパクト時にアジャストしやすい。しかしながら意図しなくても自動的に大きな弾道となり、抑えた静かなボールにはならない。

さらに純正のドデカゴンは、飛距離性能に優れるもののチップの動きが大きいため、ヘッドを押して運んで行く感覚は乏しい。

RatingGate推薦のクレイジー社LY−01であれば多少は改善されるだろう。



まずヘッド形状に格段の進歩が見られ、ヘッド後方部にボリュームが出てきた。RatingGate試打スタッフの評価は良好で、違和感は殆どない。

またオーダーメイドクラブ最大の利点であるライ角、ロフト角の指定も可能であることから、下記グラフのように高評価につながった。

ちなみにヘッドカラーも指定可能であるが、標準モデルではオーソドックスな黒が基本となっている。


(追記)フェース角をフックフェースに設定した場合に、フェースがかぶって見えにくいようにフェースとクラウンの境目の塗装をフェースラインがストレートに見えるように塗装できる。フェース角を±0°にすると右にすっぽ抜ける恐れがあるため、ボールを右に逃がさないようにフェース角+0.25°〜0.5°にしてこの塗装方法を施すと良い。


何も指定がなければ消音剤などが入らず、どちらかというと中〜高音の金属音が強く打感も硬め。

このままであれば評価は低めではあるが、カムイのヘッドはオーダー時に消音剤も注入可能であり、RatingGateでは消音処理を圧倒的に推奨したい。

これによって玄人好みの低目で芯の通った打球音になり、打球音と打感とのギャップも埋まる。



これまでの歴代のカムイワークスのドライバーに比べて、一番改善されたのはこのデザイン性といってもよかろう。

ヘッド形状もロゴも大きく進化が見られる。直接は性能には関係ないだろうが、販売本数には大きく影響を与える。

ソール後方のクラウンマークのようなロゴがなければなお良いが、これは商品発注時に塗装の色を抜くことで対応したい。



ヘッド重量も指定可能であり、ヘッド形状もオーソドックスなため、力のない人からプロレベルまで使用可能であるが、やはり恩恵を最大限に受けられるのは非力なスインガーだろう。メインプロスタッフの意見でも40〜45m/s程度が一番お勧めしたいヘッドスピードだという。

ロフト選択には注意したい。弾道が高いため、ハイロフトを選択し過ぎると飛距離をロスする。

目安としてはヘッドスピード44m/s、フェードボールヒッターでロフト10°程度を基本にしたい。



純正シャフトのフジクラ、ドデカゴンシリーズはRatingGateで分析も完了しているが、相性が抜群であるとは言い難い。打ち出し角が高くなり過ぎることと、ヘッドの弱点である操作性を補填させるシャフト特製が望ましい為である。

RatingGate推奨はやはりクレイジー社のLY−01。シャープであり、かつヘッド自体のボールを上に押し上げようという特性を、前方への推進力に変換してくれる。LY−01は重心位置が高く、バランスが軽くなる傾向があるため、ヘッド重量を指定できるカムイのヘッドはうってつけである。またRatingGate推奨のスペックは45インチと45.5インチ。シャフトとヘッドの組み方によって高い飛距離性能を台無しにしないように注意したい。

また、特にアベレージヒッターに対して三菱系のシャフトはお勧めできない。

その他、456ドライバーのソール部分に施されたエンブレムは、メーカーにあらかじめ指定すれば色を抜くことが可能であるので、クラブ購入時には忘れずにショップに指定したい。さらに消音剤争装填は必須である。また「構えやすさ」の項で記述した塗装方法もお勧めである。
出来るだけ信頼のおけるプロショップで作成することが望ましい。









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これまでのカムイ社のヘッドは、基本性能は日本のトップクラスに匹敵するほど素晴らしいものの、いまいちヒット作に結びついていない。

その大きな理由の一つにデザイン性が挙げられる。ゴテゴテと装飾されたソール部分は、レイティングゲート読者のような百戦錬磨のクラブマニアにはどうしても仰々しく感じてしまうだろう。同様にRatingGateプロスタッフの意見も全員一致でソール部分のデザイン性を指摘していた。

しかしここにきてこの456ドライバーが発売され、大きく改善が施され誰もから愛されるデザインまでもう一歩というところまで来た。これまでのデザインから、特に若い世代からはどうしても敬遠されがちな同社であるが、この新作によって少しずつでもイメージが改善してきそうである。

価格帯が高い点は決して評価には値しないが、ロフト角、ライ角、ヘッド重量、ヘッドカラーまで選択であり、ユーティリティの面から言って妥当であると言わざるを得ない。それはそれで地クラブメーカーのあるべき姿なのかもしれない。少々値は張っても信頼性は高く、長期間使える良クラブと言える。

ただ、前作に比べて著しく飛距離性能が向上しているという感覚はない。
前作までの高い飛距離性能を今回も保っているといった感じ。従ってカムイユーザーがさらなる飛距離性能を目指して新モデルへの購入はオススメしない。またクレイジーシャフトを試していない人であれば飛距離アップは期待できる。

余談ではあるが、カムイワークスは「カムイ」の商標を日本、アメリカ、中国で取得し、これから海外進出も積極的に行っていくことが予想される。


                         


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