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番手 W#1
ヘッド体積 440cm3
フェース構造 ケミカルミルドα+βチタンハイパーボリックカップフェース
ボディ素材 α+βチタンクラウン + チタンボディ
シャフト名(硬さ) SPEED AMORPHOUS 60 TOUR(S/SR)
クラブ長さ(インチ) 45
ロフト角(°) 8.5 9.5 10.5
ライ角(°) 57
ラインナップ
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バランス D1
クラブ重さ S:313g / SR:311g
シャフト重さ S:63g / SR:60g
シャフトトルク 4.5
シャフト調子 中調子






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今回のレガシーツアーの一番大きな特徴は、キャロウェイでは珍しくホーゼル設計をとっていることである。重心が短く浅くなることにより操作性の向上に寄与している。後述するがその設計意図どおり、現存するドライバー随一といっても良いレスポンスの良さを発揮している。

さらにヘッド体積を440ccに抑えてきたことも特筆すべきである。超大型ヘッドに対応出来ていない人には福音ともなり得るかもしれない。


以下メーカー抜粋
■ハイパーボリックカップフェースがもたらす力強い中弾道
ケミカルミルド加工を施したα+βチタンのハイパーボリックカップフェースを採用。
オフセンターヒット時でも安定したボール初速を生み出し、最適バックスピンで力強い中弾道が得られます。
■構えやすいヘッド形状
上級者・ベタープレイヤーのみならず、アスリート志向のゴルファーが好むオーソドックスなヘッド形状を採用。
フェース周辺の厚みを最小限に薄くし、31gのフリーウェイトをヘッドに配分することで、440?の体積ながら高慣性モーメントで打ちやすいヘッドを実現しました。
■ホーゼル設計により、思い通りの弾道を実現
ホーゼル設計を採用したことにより、重心距離が短く、ドロー・フェードを自由自在にコントロールしながらヘッドをシャープに振り抜くことが可能になりました。



E.R.Cの時代から、キャロウェイのドライバーの飛距離性能は一貫して高い。プロパーモデルの中では未だ他の追随を許さないほど傑出している。

実際にこのドライバーを試打してみたときに、直感として感じたのがボールが前に前に静かに伸びようとする推進力であった。

とにかく上には上がらない。スーッとボールの高さが変わらずに一瞬ボールが宙に止まっているような感覚で、いつの間にかはるか先にワープしたかのような伸びをする。クレイジー+JBEAMがドッカーンとボールが壊れそうな勢いで飛び出していくのに比べて、こんな飛び方もするのだと改めてキャロウェイの設計能力の高さに感心する。

これはヘッドスピードが早くないと全く意味のないものになってしまう。明確にユーザーを限定するドライバーであることにも言及しておきたいと思う。



やさしさはあまり考慮に入っていないといっても良いだろう。

「エンジョイゴルファーはもっと練習してからおいで」   そんなイリー・リーブス・キャロウェイの声が聞こえてきそうである。

9.5度のヘッドでも実際には8.5度程度に感じる。打ち出し角は普通なのだが、ボールの回転数が少なく、同ロフトの他社ドライバーの半分〜3分の2ほどしか上がらない。ロフト選びに要注意である。しかもオフセットヒットした時は極端に飛距離が落ちる。

ここまで思い切った設計が出来るのも、多くのツアープロをかかえ、独自の哲学を貫くキャロウェイならではだろう。



ヘッド特性としては極めて敏感であり、操作性に長けている。右にも左にも、人の高さほどの低い球も難なく打ちこなせる。これは、メーカーが主張するホーゼルのおかげによるところもあるのだろう。

唯一苦手なのは高いビッグボールであるが、これはもう無理をして打たない方がよさそうである。背伸びするよりも購入時にロフト角で対応しておくことをお薦めする。

球離れも遅めで小細工もしやすい。ただ、生来の回転数の少なさゆえ常にフォローウインドのような状態でボールが飛んでいくので、その感覚になじまない人もいるかもしれない。

また、特にシャフトによってはかなり鋭敏な挙動を見せる。安定して方向性を保つのにはかなりのスキルを必要とする。


ホーゼルを採用したこともあって、これまでの歴代のキャロウェイの中では顔の良い部類に入る。引き締まったイメージで投影面積も小さめである。日本向けモデルなのでメーカーも殊更に気を使っているようである。

フェース角もほぼストレートで殆ど気にならない。



打感、打球音もERCの頃に比べると随分と進歩がみられる。柔らかいバシュっといった心地よさの中に、芯を食った時のがっちり感もしっかり組み込まれている。最近ではヤマハのドライバーの打球音が定評があるが、こちらもどうしてなかなか、決して負けてはいない。

同時に比較検討したスリクソンZ−TXと比べると月とすっぽんほどの違いがある。

今回の打感に対する分析は、プロプレイヤーによるものしか集まらなかったが、それでも全てのレポートにおいて高評価であった。



9.5度と10.5度では打ち出し角に大きな差異が認められた。10.5度であれば比較的ボールの上りも悪くないのだが、それなら無理してこのクラブを使う必要もないとも言える。絶対的な飛距離と方向性のアドバンテージを得たいのであれば、やはりかなりのヘッドスピードを要求する。

少なくとも45m/s以上が適応であろう。


標準でスピードアモルファス、アッタス、モトーレVC6.0、ディアマナイリマという4種類のシャフトがラインナップされている。

驚くなかれ、純正のスピードアモルファスの完成度がかなり高く、むしろアッタスやイリマよりもヘッド性能をよく引き出しているといえる。

ただ、一番のお薦めはモトーレである。ヘッドが走るが比較的重いボールになり、飛距離性能が高い。

余談だが、マミヤの「アッタス」というネーミングの由来をご存じだろうか。日本ツアーで男子プレイヤーが「ありがとうございます」のことを「アッタス」と呼んだ事が語源らしい。どうだろう。センスに閉口したのではないだろうか。




デザイン、塗装に関して言えば、比較的高評価となった。シンプルでかつ品があり、ブラックパールの塗装はコストもかかるがそれだけ高級感も漂う。

塗装のつなぎ目も丁寧で、不景気だからといって細部まで手を抜かないキャロウェイの理念が垣間見える。

大手プロパー商品と言っても大量生産でどこまで安く仕上げるかといったスタンスでは、肥えたユーザーの目はごまかせないことをわかっているのだろう。










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専属のスタッフプロ数人に問うた。このクラブを実際に試合で使ってみたいか。答えはNoであった。これだけ高いレポートを書いてきたにも関わらずである。

「すごい可能性があるのはわかっているけど、今さらね。」こんな言葉が返ってきた。


このモデルのターゲットは誰だろう。いまやプロが出来るだけ簡単なクラブを使う時代、これだけ玄人好みのヘッドを使用しようと思う人はそうは多くないのではないか。発展途上の研修生、もしくは全日本レベルの学生、そのくらいしかすぐには頭に浮かばない。

ただ、やさしくて誰でもそこそこに使えるバランスの良いクラブならどこのメーカーでも作れる。対してレガシーツアーのように、難しいがこれだけポテンシャルの高いヘッドをプロパー(大量生産)で供給できるのはごく限られたメーカーしかないだろう。

このようなヘッドが存在するからこそレガシーエアロが売れ、キャロウェイの技術力を世界に知らしめることが出来るのかも知れない。


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