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 マグレガー
 マックテックNV-NXSドライバー 







ロフト(°)
9
10
11
ライ(°)
58.5

フェース角(°)

+1.0

+1.0
+1.5
ヘッド体積(cm3)
460
シャフト
SR
S
R
SR
S
R
SR
バランス
D3
D4
D2
D3
D4
D2
D3
重さ(g)
285
288
282
285
288
282
285
シャフト名
NXS クワドラアクシスシャフト
長さ(インチ)
46
硬さ
R
SR
S
重さ(g)
46
48
50
トルク(°)
6.0

5.9

5.8
キックポイント
3キックポイント

●素材・製法: フェース/Ti6-22-22 鍛造カップフェース、ボディ/6-4チタン
(真空精密鋳造)、ソール/タングステンニッケル装着
●色: ミッドナイトパールブルー
●表面加工: プラチナブラックイオンプレーティング
●グリップ(重さ): NV-NXSオリジナル軽量ラバーG.NXS(37g)
※SLEルール適合モデル
※ロフト、ライ、フェース角は±1度、バランスは±1ポイントの公差があります。
原産国:日本



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バックティから戦うために というキャッチフレーズで、高い飛距離性能をアピールするマックテックNV−NXS。

シャフトの設定は46インチのみと、あくまで飛距離アップを最優先に設定している。また、ゴルフ業界でも総じて評価の高いクワドラアクションシャフトをさらに進化させ、4軸設計のクワドラアクシスシャフトを純正シャフトに置いている。

さらにNV−NXRにも同様に採用しているカップフェースを採用し、エネルギーロスを防いでいる。

また、上図では分かりづらいが、マグレガーの代名詞ともいうべき面長の顔つきではなく、易しさにこだわった三角形型のヘッドデザインで、飛距離、方向性の向上を狙っている。

また、注目点としてはその価格設定。今までマグレガーといえば、大手メーカーの2〜3割安という価格設定で高い総合性能を誇り、日本のゴルフシーンを席巻してきたはずだが、こんどのNV−NXSは定価¥75,000というおおよそ廉価とは言えない価格を提示してきた。(NV−NXRは¥59,000)



高い飛距離性能を売りにしてきているが、その飛距離は一言でいうと中の上といった感じ。特性としては、ヘッドよりもシャフトの動きで飛距離を伸ばす類に入る。

中には大幅に飛距離を伸ばしたというレポートもあるが、データを合計すると、総じてスピン量過多である。これはヘッドの特性とシャフトの特性の相乗効果によるもので、特にヘッドスピードのないプレイヤーに高評価であったが、腕力があればあるほどマイナスに転じている。というのもシャフトが実際のフレックスよりもかなり柔らかく感じることと、Sフレックスでも288gと軽量であるところによるものと思われる。

シャフトをカスタムさせて再度評価したいところでもあるが、マグレガーが大ヒットした背景には純正シャフトの貢献が大きいこともあるので、日本全国のゴルフショップではリシャフトを勧めることはまずないだろう。




さすがに高慣性モーメントタイプだけあって、ボールを後ろから押す感覚が強く、ヘッド自体の挙動は安定している。ミスヒットした時でもヘッドの直進力でなんとかボールを前に運ぼうとする感じか。

ヘッド、シャフト共に、ボールの捕まりが促進されやすい設計で、極端にフェースが開いて入ってこない限りはスライスにはならない。

例えばゴルフを始めたばかりの初心者が振ってみれば明らかに易しいと感じるだろう。



想像に難くないが、操作性は極めて悪い。ヘッド形状に因るもの、またシャフト特性に因るもの、どちらも操作性の悪さを助長している。

特に純正シャフトの挙動は鈍く、メーカーでセールスポイントとしている、4段階にしなる「クワドラアクションシャフト」が、4段階に捻じれまでも生じさせており、手首の鋭敏な動きに全くついてこない。



特に評価の低かったのがこの構えやすさ。実際に構えてみるとよくわかるが、言葉が見つからない。

まず、実際にヘッドを地面に置いてみると、かなりフックフェースがきつくなることがわかる。そして、極めつけがヘッドの投影形状。何ともトゥ側とヒール側が非対称で、テークバックでインサイドに引くようにラインを出している。

言葉で言い表すことが難しいので下図をご参照いただきたいが、いびつな三角形でしかもフックフェース。



これではどんな名手でも、知らないうちにインサイドにテークバックしてしまいそうである。






ヘッドをイメージ図化すると以下のよう。

どうやってラインを出せばよいのだろう。







異型ドライバーにしてはなるべく不快な音にならないように配慮がされている。前作と比べても改善がみられる。

打感は重めといったら良いだろうか。




ターゲットにしているのは主にローヘッドスピードのプレイヤーで、どちらかというと初心者向け。

どうしてカラーリングを黒にしたのだろうか。



純正シャフト  NXS クワドラアクシスシャフト  に関しては、トルクが5.8〜6という超鈍感シャフトであることに注意。フレックスが表示より柔らかく、さらにシャフトはねじれまくるので、かなり柔らかく感じる。

他のシャフトは未調査であるが、その必要もなさそうである。









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初めてこのクラブを構えてみた時、10年以上前に大ヒットした、セイコー社のS−ヤードを思い出した。顔はどんな不細工でも、とにかくスライスさせない。スライス回転にならないから飛距離だけは伸びるというわけである。その結果、大ヒットにつながった。

しかし、辛口のRatingGateプロスタッフのうちの一人は、ドライバーは良くなるかもしれないが、フェアウェイウッドがダフリはじめる可能性が高いという。理由としては

@クラブをインサイドに引きやすい。
A総重量の割にはヘッドバランスが重い。
B46.0インチの長尺である。

このすべての要素において、トップの位置が低くなり、インサイド・ザ・プレーン、シャフトが寝る状態でダウンスイングをむかえる状態になりやすい。

ということである。

どんなに良い性能を持っていても、ゴルフの根本的な上達を妨げる可能性があっては高評価にはなりえない。例え一時はうまくいったとしても、長い目で見ると弊害が生じる可能性がある。さらに付け加えると、FWやアイアンとの相性を保つのは至難の業であろう。

ちなみに同時期に対照比較的に分析した姉妹モデルの NV−NXR は総じて高評価であった。いづれ分析結果をお知らせするかもしれない。
価格帯も驚くほど安価で →( 
マグレガー マックテック NV-NXR ドライバー (44.5インチモデル) NXR クワドラ アクショ...   基本性が高い。何よりNXSのような癖がないのが素晴らしい。




マグレガーはどこに行ってしまうのだろう。今やマグレガーといえばマックテックだが、一昔前はあのジャックニクラウスが愛用したマグレガーターニーだった。初心者からプロゴルファーまで憧れた、超名門ブランドである。

当時、マグレガーのゴルフギアには、常に二クラウスの影響があり、ちょっとでも妥協したモデル、品のないモデルを作ろうものなら、ニクラウスは絶対に許さなかったという。

現代になって、グレッグノーマンと契約、昔の面影も取り戻す気配が感じられたが、 上級者向け NV−G TOUR の失敗によってその気運もなくなってしまったのか。今回も、また上級者向けスペックは発売されていない。

商業主義を否定するわけではないのだが、かつての憧れの、あのマグレガー社復活を望んでいるのは、決して少数ではないと信じて疑わない。どうか頑張ってほしい。



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