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FLEX
WEIGHT
TORQUE
LAUNCH
TIP STIFF
SPIN
LENGTH
TIP PAR
A
65
2.5
HIGH
FIRM
LOW
46"
3.0"
R,F
67.5
2.5
HIGH
FIRM
LOW
46"
3.0"
S,SG
69.5
2.5
HIGH
FIRM
LOW
46"
3.0"
X,XX
71
2.5
HIGH
FIRM
LOW
46"
3.0"

※OZIK XCON6の値



RatingGateの掲示板等でも話題が集中したシャフト。実績も十分あり、USツアーでは多数の使用者がいる。スペックもも多く発売され、ユーザーはラインナップの差異を把握するのに戸惑う。

20種類以上の異なったタイプの高弾性カーボン繊維、Ballsitic Zyronのようなエキゾチックな素材、高密度のボロン繊維、複雑に編みこまれたカーボンシート、及びG-MATのような新素材を使って作られている。

以下メーカーHP抜粋

■DEA(Deformation of Energy Analysisエネルギー変形分析)
ゴルフシャフトのパフォーマンスがどのような変化を起こすかを数値化し評価する方法を開発し、その斬新な概念に基づいてデザイン。

■GEF(Gradient Energy Flowtip design斬新的なエネルギーの流れ)
直接的にエネルギーの流れを伝えることによりエネルギーの損失を減らしてクラブヘッドにもっと多いエネルギーを伝達。

■AVF(Angular Velocity Fulcrum butt design)
MATRIX OZIK XCONは現代のアーチェリーのようにシャフトで最も太くて強度のあるバット部分の推進力と回転力を効果的に利用。
シャフトのバット部分で構築されたエネルギーを活動的にシャフト中央部分に伝達。




OZIK XCONの飛距離性能は、いたって普通である。少なくとも方向性を犠牲にしてシャフトに大きな仕事をさせボールの推進力を得る様な設計でもなく、極端なロースピンによって大きなキャリーとランを狙ったものではない。

メーカー側はエネルギーを効率的にボールに伝えるという設計を強調しているが、他社シャフトと比較した結果、ヒューマンテストの感覚上もマシンテストの数値上も、大きな違いが見つからなかった。(261yds 初速66.1m/s 全て平均値)



総じて捕まりの悪いマトリックスの中では少しヘッドが被ってくる要素を持つ。とは言っても生粋のスライサーが手に負える代物ではない。やはり使いこなすにはそれなりのスキルが必要である。

また、フェースの向きやヘッドの位置は比較的認識しやすい。上級者であればあるほど扱いやすいと感じるであろう。マトリックス特有のグニャリとした違和感はかなり軽減されている。



OZIKの中では弾道が高いものの、バカーンと大きく打ちだすのではなく、中弾道でそろそろと発射し、落ち着いた球筋でスーッと伸びていく。

フックもスライスも同じように打て、ボールを押してコントロールする感覚も十分に残っている。

練習すればするほどシャフトの良さがにじみ出てくるようである。初級者や練習が嫌いな方ではこの手になじむ感覚は実感出来ないかもしれない。



ビンビンとシャフトからレスポンスが返ってくることはなく、スイングテンポの速いプレイヤー向けではない。トップから一旦ヘッドの中心部から先端までが同様にしなり、インパクトではチップの硬度をかりて少しヘッドが走り、ようやくインパクトでスクウェアに追いつく。

インサイドからシャフトを入れると、インサイドアウトの軌道を維持しながらも重心距離を苦にせずにボールを包み込んでくれる。



トップで大きくシャフトをしならせてしまうと、このシャフトの良さをつぶしてしまう。フレックス設定に注意が必要。

40g台から80g台までスペックが豊富に取りそろえられているので自分の体力に見合わないという事はないが、それでも45m/s以上のヘッドスピードがないと、シャフトを入れる意味が薄くなってしまう。




シャフトの特性上、どの様な人に適応するかというよりもむしろどのようなクラブに適応するかを論じてみたい。

一般的なアマチュアの方でゴルフのプライオリティをドライバーに求めるならば、XCONはそれほどお薦めは出来ない。圧倒的な飛距離性能やボールを手足のようにコントロールする喜びを感じにくいシャフトだからである。

それよりもむしろFWやユーティリティなどに入れてシャフトに余計な仕事をさせず、シャフトの挙動以外に神経を集中させたいプレイヤーには武器になってくれるだろう。









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USPGAツアーでは依然人気の高いシャフトであるが、RatinGateの総合評価は、「プレイヤーの能力をそのまま発揮させることの出来る癖の無いシャフト」という結果であった。


実際の試打でも、ド肝を抜くようなビッグボールではなく、どこか紳士的なたたずまいを見せる。正直打った瞬間にあ、飛距離性能は高くないなと直感してしまった。それは実際に打ったプレイヤーも横で見ていたスタッフも同様に感じたインプレッションであった。

往々にしてトーナメントツアーで評価の高いシャフトはこのような特性のものであることが多い。一時、ディアマナがUSPGAツアーで高い使用率を誇ったのも同じ理由である。

ただ、日本でアメリカほどの人気が出ることは無いだろう。このシャフトを使用することによって、クラブの総合的なバランスが “落ち着く” ことはあっても、飛距離や方向性が大幅に向上したり、自身のスキルをアップさせてくれるようなことはないからである。

価格帯としては日本の3大メーカーと殆ど変らないがUS製品であることを加味すると高めである。

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