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 ブリヂストン ツアーステージ
 V-iQ ドライバー (2010年モデル)


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【40%OFF!】【2010年モデル!】ブリヂストンツアーステージ V-iQ ドライバー◆2010年モデル...




V-iQ ドライバー
ヘッド素材 ボディ:Ti811チタン合金、スーパーターボラバー、アルミネジ  フェース:6AL-4Vチタン合金
ヘッド製法 ボディ:真空ロストワックス精密鋳造  フェース:プレートフォージド
番手 #1
ロフト角(度) 9.5 10.5 11.5
ライ角(度) 60
フェース向き フック
ヘッド体積(cm3) 460
長さ(インチ) 45.75
VT-50w 重さ(g) R2 特注
R 特注 289 289
SR 特注 294 特注
S 298 特注
バランス R2 特注
R 特注 D1 D1※
SR 特注 D2 特注
S D2 特注

ブリヂストンスポーツが、ダンロップのゼクシオ対抗馬としてアベレージヒッター向けに開発を続けているモデル。宮里藍プロをはじめ主に女子プロに人気が高い。

最も特徴的なものはヘッドクラウン部のターゲットアイという青い円心状の模様。構えてみるとすぐにその模様に気がつくはずである。

  ヘッドの重心を意識してスイングすることによりスライスを軽減することが出来るという。 

その他にも衝撃吸収材のターボラバーをヘッドのみならずシャフト内部にも装填することで、エネルギー効率を高め打球音の改善も狙っている。



飛距離性能はプロパーモデルとしては高い。ゼクシオ2010年モデルと比べても五分であろう。ヘッド、シャフト、バランスなども全て飛距離性能を最優先に設計されている。クラブレングスも45.75インチと標準よりも長めである。(最近の傾向としては平均的)

ヘッドとしては絶対にスライス回転によってエネルギーロスが起こらないような設計である。実測ではロフト10.5°で2.5°のフックフェースであった。また弾き感も強くボールの推進力は強く感じる。これもゼクシオと同等である。

特筆すべきはバランスとシャフトフレックスである。例えばフレックスSRでは異例とも言えるバランスD2設定で、実際にワッグルしてみるとシャフトはかなりグニャグニャ。否が応でもシャフトのしなり戻りでボールを弾く。

弾道は高いもののボールの回転数は普通~多め。普段からインパクトでロフトが寝てしまいボールが吹け上がるプレイヤーには適用にならない。



極端なフックフェースで球の捕まりはすこぶる良好。万年スライサーには大きな助けとなる。フェースがローリングいしやすわけではなく初めから閉じてヒットしやすいため、球の出だしが左になりがちである。

シャフトは大きく暴れる為にフェースの向きは安定しにくいが、重心が後ろにあることでこの欠点を補正しようというヘッド挙動を見せる。

スイートスポットは十分広い。トゥ寄りでヒットすると球の力が弱くなりがちであるが、ヒール側でヒットしても打ち出し角が低くなりにくく十分高さもキープ出来ることは大きなメリットである。



操作性を求めるドライバーではない。シャフトはブルンブルンと不安定でヘッドは深重心の為鈍く、シャローフェースで低い球も苦手。球の食いつきも悪い。

プロパーモデルそのままでは操作性を重視する上級者はとても使えたものではない。

最低限、純正カスタムシャフトでの補正が必要である。



アドレスをとってボールの前にソールしてみる。なるほど10.5°ではかなりフックフェースであるが、ヒール部分に奥行きを持たせている為に実際のフックフェースが見えにくくなるような錯覚効果が施されているようだ。9.5°のモデルではあまりフックが気にならない。

BSご自慢のターゲットアイはどうだろうか。HPで色々とウンチクが語られてはいるが要は2-ボールパターのようなものらしい。プロ、アマチュア共に情報を集計してみたものの、残念ながら特に大きなメリットとしては認められないようである。

総合的に判断すると、特に大きな欠点もない代わりに傑出した要素もない、そんな様相である。



すでにV-iQの代名詞ともなったターボラバーの効果であるのかどうかは定かではないが、打感も良く研究されている。基本的には音は高めで文字にして表現してみれば「ズキャンッ」といった感じであろうか。

確かに音の割に球の食いつきは良いし、手に柔らかくなじむ感触も残る。何よりローヘッドスピーダーにとっては良く飛んでいるような気がするのである。

打感や打球音に関してもゼクシオを意識、研究していることは間違いがない。



どうしてもヘッド、シャフト共にローヘッドスピーダー向けの設計であるので、適正HSは35~43m/s程度となってしまう。ロフトもシャフトフレックスもかなりお手軽に飛距離を伸ばそうという匂いがプンプンと漂う。

それ以上の体力の持ち主であれば次項の推奨スペックを参考にカスタムシャフトを視野に入れると良い。



まずはじめは純正シャフトを試してみよう。BSは専用設計でシャフトを開発しており、シャフト自体の飛距離性能も高い。タイミングをとるのが少し難しいが、うまくフィットすれば大きな飛距離を得られるかもしれない。

ヘッドの重心距離や重心深度なども考慮に入れると、元調子のシャフトではヘッドの性能を制限することになるだろうから、出来れば俊敏な、レスポンスの早いシャフトを装着するのが良いだろう。

TourAD・EVシリーズ、DIシリーズなどは、大きな癖もなく失敗も少ないだろう。








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BSはこのV-iQドライバーに関して開発には一切手を抜いておらず、広告費と共に巨額の開発費を投入しているはずである。

操作性が悪い事を除けばトータルバランスではかなり上位に位置する作りと言えよう。もはや性能、コストパフォーマンス的にはゼクシオに肉薄している。

ただ、ゼクシオと絶対的に違うことはその購入層である。このV-iQはゼクシオよりもまだ若い人向けのイメージが強く、デザイン的にも青を基調とした一見派手なデザイン性がある。

未だにゴルフ人口の半数以上を占める中年からシニアのプレイヤーがV-iQを購入するためには、多少の度胸とエネルギーが必要だとも言える。もう少しだけゼクシオの様に高級感漂うイメージ戦略をとれば、名実ともにゼクシオを脅かす存在となりえるかもしれない。


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