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 BRIDEGESTONE TourStage
 X−DRIVE 435


フレックス ロフト
(°)
ライ角
(°)
長さ
(インチ)
クラブ
重量(g)
シャフト
重量(g)
バランス シャフト
トルク
キック
ポイント
S 8.5 58 44.75 70 2.9 中調子
S 9.5 58 44.75 327 70 D2 2.9 中調子
S 10.5 58 44.75 70 2.9 中調子
X 8.5 58 44.75 71 2.7 中調子
X 9.5 58 44.75 71 2.7 中調子
X 10.5 58 44.75 71 2.7 中調子



X−DRIVE405が完全にハードヒッター向けのモデルだったのに比較して、435はある程度アベレージヒッターでもキャリーが稼げるよう設計されている。

またヘッドの大型化により、ミスヒット時でも飛距離のロスが前作より少なく、平均飛距離の増大が期待できそう。しかしながら405よりも極端に飛ぶということは感じられない。

同じスイングをしてもスピン量が増えるので、ボールの吹けあがりを抑えるためにはローロフトのものを選択するように心がけたい。

低反発でも飛距離が落ちないという噂だが、やはり試打を繰り返すと,高反発と比べてそれなりの飛距離ロスは否めない。しかしながら現時点では低反発のクラブの中では飛距離性能は秀逸といわざるを得ない。

ヘッドも前作より大きくなり、ボールもそれなりにあがり易いので、完璧な上級者向けという感じはしない。ただそれでも易しさだけを追求したモデルではないので、簡単に飛ばせるというクラブではない。ボールのつかまりが405より良いのが少し残念。左に引っ掛ける上級者は使いづらいだろう。

非常にオーソドックスなクラブなので、打ちにくい球筋は無いが、前作より若干ボールがつかまるので、フェードボールヒッターが左に引っ掛ける懸念が残る。大型ヘッドの中では重心距離が短めに感じるので、操作性は良いだろう。

ツアーステージの構えやすさは、大手メーカーの中でも定評がある。多くのツアープロを抱えるブリヂストンが、プロの要望に添ってデザインしているので、数あるクラブのなかで最もオーソドックスであるといえる。フェース角もストレートで座りもよく、当サイトプロスタッフにも総じて好評であった。
構えてみるとツアーステージらしく、前作を踏襲したオーソドックスな顔つきである。435ccになり、30ccもボアアップしているが405の時と同様に馬鹿でかく感じることはなく、本当に435ccなのかと思えるくらいにシャープな印象である。ヘッドを小さく見せることはアスリート向けのゴルファーにはプラスポイントになる反面、できるだけ優しくゴルフをしたいというプレイヤーには不向きである

405に比べると若干硬くなった感があるが、それでもまだ充分に柔らかい。打球音も程よく、球持ちは比較的良い部類に入る。全体的にはやや上級者好みだろうか。XXIOのような高い金属音が好みのプレイヤーにはもちろん不向きである。


ヘッドスピードが43以上あれば、使用できないことは無いが、やはり45以上のプレイヤーが中弾道の球を打つのに適している。ヘッドスピードが50m/sを超える、スピン量が多めのプレイヤーは、ロフトの無いものを選ぶか、405を選択したほうが良い。

どうしても、ヘッドのつかまりの良さをシャフトで補正する必要が出てくる。

お勧めするのは

NGS D−REV ICN TOUR  トルク2.5  Sフレックス69g 先中調子
三菱レイヨン  Diamana Sシリーズ  中元調子


グラファイトデザイン Tour AD Mシリーズ、 フジクラ スピーダーの661、555など、走るシャフトはお勧めできない。







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◎ New! ツアーステージ X-DRIVE 435 1W 






前作より、総じて簡単にハードヒッターからアベレージヒッターまで使用できるように、クラブが軟化傾向にある。ボールもつかまりやすいしスピン量も405に比べて500回転は多い。ツアープロの支給品とプロパー商品は違うのだろうが、それでも国内ツアー使用率最多を誇るこのクラブがこのスペックでラインナップされるのは少々戸惑いがある。
 FWやアイアンとの相性を考え、同じようにつかまりやすいヘッドのクラブを使用しているのならば全く問題が無いが、アイアンもデカヘッドが主流になりつつあり、重心距離が長く、つかまりが悪いクラブが台頭してきているので、そのようなクラブを使用している人は、注意が必要である。


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