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シャフト |
ツアーAD PT-6 |
ツアーAD PT-7 |
ディアマナS73 |
タイトリスト4555 |
ロフト |
8.5/9.5/10.5/11.5 |
8.5/9.5/10.5/11.5 |
8.5/9.5/10.5/11.5 |
8.5/9.5/10.5/11.5 |
フレックス |
SR、S、X |
S、X |
S、X |
R、S |
ライ角 |
57度 |
57度 |
57度 |
57度 |
長さ |
45 |
45 |
45 |
45 |
総重量 |
314グラム |
324グラム |
322グラム |
309グラム |
バランス |
D2 |
D3 |
D3 |
D2 |
シャフト重量 |
63グラム |
72グラム |
69グラム |
55グラム |
トルク |
3.5 |
3.4 |
3.2 |
5.0 |
キックポイント |
中調子 |
中調子 |
中元調子 |
中調子 |
グリップ |
タイトリスト・ツアー・ベルベットコード(M60) |
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●総重量は目安としてお考え下さい。●ロフト11.5度は右用のみとなります。 |
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タイトリストが発売した始めての460ccモデルだが、外見やクラブの特性は殆どいままでの983K、905Tと変わらず、極めてオーソドックス。残念と言うべきか、飛距離性能も特筆すべきではない。
ヘッド特性で飛距離が伸びるような設計ではないものの、スイートスポットの広さはは前作と比べて大きく向上しているので、1ラウンドにおける平均飛距離は向上するであろう。今まで難しいと言われ続けてきたタイトリストをずっと使用してきたユーザーには、充分買い換えるだけの価値のある進化である。
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飛距離性能と比較して、やさしさは明らかに性能が向上。操作性のロスを最小限に抑えてやさしさを向上させている。メーカー発表ではスイートスポットを35%も増大させたとあるが、確かにそれくらいやさしくなっている。この性能の向上には弊社プロスタッフも大きな関心を寄せた。
ただあくまでも上級者向けのドライバーの中ではという制限つきではあるので、言わずもがな、当然初心者が手を出すような設計ではない。
またシャフトによっても大きくやさしさに差が出るので注意。方向性重視ならば間違いなくディアマナ装着モデルをお勧めする。
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前作に比べてオートマチックな印象が強くなった分、操作性は低下。上級者向けながら球筋を打ち分けたりするのは多少難しくなり、鈍感なレスポンスである。ヘッド容量が大きくなりやさしさが大幅に向上した分仕方のないところではあるが、タイトリストユーザーはどのように感じるであろうか。ボールを曲げようと思っても曲がらないのはメリットであると同時に上級者にはデメリットにもなりうる。
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フェース角は見た目はほぼストレートでさすがにタイトリストのこだわりが見て取れる。色も形状も今までのタイトリストのドライバーを踏襲しており、旧モデルを使用していたユーザーには満足できる仕上がりであろう。ただクラウン右上が多少出っ張るイメージが強い。また構えてみればわかることであるが、リアルロフトと表示の差がかなり大きい。購入の際は少なくとも1度以上の差があることに注意したい。
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打感は決して柔らかすぎず硬すぎず、適度な感触ではあるが、唯一の難点はやはり音が大きいということ。どうしてもヘッド容量を大きくした分仕方の無いところではあるが、タイトリストとは思えないほどの大音量で、最初は戸惑うかもしれない。
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沢山のメーカー特注シャフトがスペックされているので、各人の体力に合わせてチョイスすれば良いとは思うが、それでも低ヘッドスピードの方にはお勧めは出来ない。ボールが上がりやすいことだけが救いではあるがどちらにしろヘッドスピードが無いと飛距離が伸びないだろう。
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まずヘッド自体がつかまりの良くない設計であることに留意しよう。
ディアマナのSシリーズなどを入れると、どんなに左に叩いても引っ掛けが出ない仕上がりとなる分、右へのすっぽ抜けも多くなる。
少しでも飛距離を伸ばしたいのであればPTシリーズがお勧め。
純正のタイトリストシャフトはオーソドックスな仕上がりだが可もなく不可もなくといった感じか。
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