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●ヘッド容積 :
400cc
●ヘッド素材:精密鋳造チタン(ボディ)、βチタン(フェイス)、
T-6アルミニウム(ホーゼルチューブ)、複合素材(ソールプラグ)
●ロフト角:
8.5°・ 9.5°・ 10.5°
●ライ角: 57°
●長さ:
45インチ
●グリップ:タイトリスト・ツアーベルベットコード
●シャフト
■タイトリスト・スピーダー
重量:78g、トルク:3.0、フレックス:S、キックポイント:中調子
■ツアーAD
M-65
重量:67g、トルク:3.4、フレックス:S、キックポイント:中調子
■ツアーAD
M-75
重量:75g、トルク:3.0、フレックス:S、キックポイント:中調子
■タイトリスト4555
重量:55g、トルク:5.0、フレックス:R/S、キックポイント:中〜先調子
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アーニーエルスを初めとしたUSトーナメントプレイヤーが圧倒的な飛距離を獲得した983Kの後継モデルでさらに飛距離性能をアップさせたという905T。飛距離性能は今時の低反発ドライバーの平均的な飛びに収まっている。
例えば良いスイングが出来たときには相当の飛距離が稼げるが、誰でも簡単に飛距離を伸ばせるというクラブではなく、どちらかというと玄人好みのセッティングになる。自分のテクニックで飛距離を稼ぎたい上級者には練習次第で自分の手足のように飛距離をコントロールできる。
スライサーは球が右にふけやすいので、飛距離が出にくい。どちらかというとボールを綺麗に捕まえることの出来るドローボールヒッターや左を嫌う人に向いている。
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ボールのつかまり自体は良くない。それでいて今時のドライバー全体の傾向に従ってボールが高く上がりやすい。ヘッド体積も400ccと小ぶりで、やさしさを追い求めた設計ではない。簡単になったといっても初級者には使いこなせない可能性が高い。
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低反発モデルの中でも球の食いつきは良く、ヘッドの形状も特にフッカー向け、スライサー向けということもない。上級者になればなるほど操作性は向上するだろう。練習次第では自分の意のままに球筋をコントロールできる。実際に弊社プロスタッフの中でも操作性の評価は極めて高い。タイトリストが最もこだわっているポイントの一つだろう。
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タイトリスト独特の洋ナシ型のシェイプは、初期のタイトリストから殆ど変わらず、カラーリングも一緒で、使い慣れている人にはこの形以外には考えられないというプレイヤーも多い。ただあくまでもタイトリスト独特の顔つきなので、好みの分かれるところであろう。フェース角はほぼストレートでありこちらも評価は高い。
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打感はどちらかというと柔らかめで、打球音は決して飛んでいるといった音ではないが、上級者が好みそうな適度な芯をもつ。プロV1やV1Xなどのスピン系のボールを使用すると、多少物足りないかもしれない。
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ボールが上がりやすいといってもやはり上級者用のクラブであるので、決して無理はしてはいけない。ヘッドスピードが遅い人は飛距離が伸びないので敬遠した方が無難であろう。最低でも43m/sは欲しいところか。
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メーカー特注スペックで様々な人気シャフトがラインナップされている。ヘッド自体がつかまりの良いモデルではないので注意。ヘッドの挙動を抑えてノーマルな癖の無いクラブに仕上げたいならばツアーAD M75がお勧め。ボールがつかまりやすく球を重くしてくれる。ただしある程度のハードヒッターでないと扱えない。
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