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長さ |
バランス |
クラブ重さ |
シャフト重さ |
トルク |
調子 |
WD-1000 55 |
S |
45 |
D1 |
299g |
57g |
5.9 |
先 |
WD-1000 50 |
SR |
45 |
D0 |
295g |
53g |
5.9 |
先 |
WD-1000 50 |
R |
45 |
D0 |
295g |
53g |
5.9 |
先 |
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かつて比類ない飛びを売りにして、、魔法のクラブと持てはやされたERCUに続き、コンポジットドライバーとして、マシンテストの結果からもプロプレイヤー使用率からもNo.1の地位を獲得し、飛ばしの代名詞となったERCシリーズの現行モデル。今回はフルチタンでSLEルール適合モデルであるが、純正シャフトにグラファイトデザインの4軸シャフトを採用するなど、開発には妥協を感じさせない。
飛距離性能は、SLEルール適合モデルの中では優秀。低反発だがボールの弾道はERCUの性質を継承していて、重く高弾道の球質が出やすい。どちらかというと飛ばす技術が無くても飛ぶボールが打ちやすいクラブといえる。ヘッドスピードの遅い人でも充分飛距離を伸ばせる可能性がある。ただしこの評価はあくまでも低反発モデルの中という限定つき。
ヘッドスピードの速いプレイヤーはシャフトのチョイスに細心の注意を払おう。
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構造的には容量も450ccとなり、スイートスポットも広い。ただ、ボールは回転せずにすっ飛んでいくのでシャフトを注意しないとコントロールは出来ない。初級者にはあつかいやすいだろう。
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低反発モデルなのでフェースに接触している時間は長く感じるが、実際は球離れは速い。当然このタイプのヘッドには中〜元調子のものをチョイスしないと操作しづらくなってしまうだろう。純正シャフトのセッティングも良く考慮されている。高反発だったERCUの方向性の悪さは感じられないので、前作からは大きく性能が向上しているといえよう。
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ヘッドに直接ホーゼルが取り付けられている以前のキャロウェイの構えづらさはなくなっている。この改良点も評価できる。しかしながら、フェイスプログレッションは大きく、出っ歯な顔つきは変わらず。(つまりフェースが前にせり出しているイメージ)
さすがにミズノやツアーステージのような顔の芸術性は感じられない。フェースは若干フックに見えるのでこちらもマイナス評価。
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かつてのERCUのように甲高い不快な音はせず、それどころか上級者が好むような絶妙な打球感を実現している。ERCというと、ヘッドが硬く、高い金属音のようなイメージがあるが、こちらは良く改良されている。ボールの食いつきも良く、ある程度の操作は可能に感じる。
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シャフトの特性から行っても、オールラウンドのプレイヤーに対して適応が可能。とはいっても、ヘッドスピードが45m/sを超えるとさすがに純正シャフトでは持ちこたえられないので、リシャフトが必要になってくるが。シャフトのフレックスは昨今の時代を反映してか柔らかめに設定されている。トルクが思ったより大きいので、腕力に自信のある人は必ず1フレックス方硬めを選択すると良いだろう。
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メーカースペックでも豪華なシャフトラインナップが用意されているので、各人のスイングタイプに合わせて設定が可能。特にリシャフトの必要は感じられない。ただ、あまりロートルク、又は先調子のものとの相性は良くないであろう。一番落ち着いたオーソドックスなスペックはディアマナS−63。リシャフトする時にシャフトを奥まで入れすぎないように注意しよう。
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