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ロフト |
ライ |
レングス |
バランス |
フレックス |
総重量 |
振動数 |
8.5゚ |
58.0゚ |
45" |
D-3 |
S |
322g |
263 |
9.5゚ |
58.0゚ |
45" |
D-3 |
S |
322g |
263 |
10.5゚ |
58.0゚ |
45" |
D-3 |
R |
322g |
245 |
10.5゚ |
58.0゚ |
45" |
D-3 |
S |
322g |
263 |
(Aldila NV65(S) トルク3.5゜ 重量67g 中元調子 装着時) |
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TOUR STAGE X−DRIVE 435がどうしても左に巻いてしまうという人には関心が高いモデルだが、残念ながら飛距離性能は高くない。標準仕様ではアルディラやディアマナなど、人気シャフトがラインナップされているが、それらのどのスペックで試打を行っても結果は同様。ミズノMP−003と同等のヘッド特性を持ち、決してX−DRIVEを代表するような飛距離性能は持ち合わせていない。
さらにこのクラブで最適弾道を得るのは至難の業で、かなりの上級者でも苦労するだろう。
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ヘッドは460ccながら実際は420cc以下に感じるほど見た目は小ぶり。その分ディープフェースになっているのだが、やさしいという評価は皆無。ひとつの大きな原因としては、重心距離の短さにある。実際に試打を行えばわかることだが、重心距離が極端に短く感じられ、今時のドライバーのトレンドからは大きく後退している。手首の微細な操作で大きくフェースの向きが変わるので、小さい昔のコンベンショナルモデルのアイアンを使用している人には合うかもしれない。初心者が打つととてつもなく芯が小さく感じる。実際に芯を外してヒットすると大きく方向性を失う。
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昔のパーシモンなどに慣れているプレイヤーは、自分の意思どおりに動いてくれるヘッドには共感できるかもしれないが、せっかく460ccの規制ぎりぎりにしているのにここまで極端に難しくする必要はないのではないか。トルクの少ないシャフトを入れてしまうと、さらに繊細になってしまう。打感の柔らかさも手伝って、意図した弾道は打ちやすいが、それにしても安定度はかけるだろう。
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TOUR STAGE ではないが、アスリート向けモデルだけあって、構えた感じはオーソドックスで良い。フェース角もほぼストレートでフェースも小ぶりなので違和感は全くない。ただ一点、かなりのディープフェースなので、手にとって見たときには難しそうな印象を与えてしまうかもしれない。
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なぜか極端に打感も柔らかい。本当にパーシモンを意識しているのでは?というほどの柔らかさで、金属的な音はあまりしない。弾きも良くないので吸い付くような打感と打球音になる。MP−003もそうであったように、この打感のせいで、ナイスショットしても(実際は飛んでいたとしても)そんなに飛んでいる気にならない。もしこのクラブを使用するならば、同じようにFWも同様の打感を持つものを探す必要がある。ブリヂストンだと一番初めのTOURSTAGE C300 くらいしか該当しないとは思うが。
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460ccのヘッド容量ではあるが、ヘッドスピードの遅い人は使いこなせない。むしろヘッドスピードが速いせいでフェースコントロールが出来ないプレイヤー向けのクラブである。45m/s以上あれば何とかボールも上がってくれるだろう。通常のスペックでもD3バランスあるので、その意味でもパワーヒッター向けである。
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あまりシャープなシャフトはお勧めできない。そういった意味でもアルディラNV65、ディアマナSは妥当な選択であろう。面白いのはMFS58+。チェ・キョンジュプロが使用しているモデルで、トルクのトルクのわりにシナリ戻りが柔らかく、又ロースピンのボールが出やすいので、このヘッドには相性が良いだろう。
三菱レイヨン Diamana Sシリーズ 中元調子
アルディラ NV65 中元調子
MFS 58+ 中調子
フジクラ スピーダーの661、555など、走るシャフトはお勧めできない。
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