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 ジオテックゴルフ
 PROTOTYPE450





クラブ ロフト角 らい角 重量 フェイス角 フェイス高 体積
1W 9.5 59 196 0 60 450
1W 10.5 59.5 194 H0.5 60 450
1W 12 60 192 H1 60 450



DATA(1W(9.5°))
SS高 SS距離 重心深度 重心距離 重心角 M.I.(左右) M.I.(上下)
36.3mm 22.7mm 32.5mm 33.7mm 22.3度 4120gcm2 2337gcm2


ホーゼル外径 13.5m/m
ホーゼル内径 8.55m/m
製法/素材 鍛造/SP700チタン合金(フェイス)、鋳造/6-4チタン合金(本体)
塗装 黒塗装/サテン(フェイス)、サテン+ミラー(ソール)
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かつて、クラブランキングで上位を独占し、ブームが巻き起こったPROTOTYPE375αスペックというジオテックゴルフの高反発ドライバーの改良最新モデル。当サイトでは飛距離性能の高さから常に書き込みが絶えず、現在はランキングトップを独走中。

かつての375αは、飛距離アップに成功したプレイヤーが続出し、生産が全く間に合わないほどのヒット作となった。挙句の果てにコンポーネントメーカーだけに、Yahoo!オークションや激安通販サイトで模倣品が出回り、その殆どは粗悪品であったため、問題となったほどである。今回の最新450ccモデルの飛距離も、かつての375αを彷彿させる飛びを実現している。

今回の試打は、スタッフの期待も集中し、PROスタッフ、社員などが殆ど全員参加という異様な試打となった。しかしながら全員の一致した意見は、他の追随を許さない飛距離性能はそのまま健在(当サイト推奨スペック時)という満足のいく結果となった。とは言っても375αと同等という事であるので、もう既に375α(正規品)をお持ちの方が、より更なる飛距離性能を求めて買い換えるという必要は無いだろう。



PROTOTYPE450は、375αと比べて、まず同じロフトでもボールが上がりやすくなっている。また、球の捕まりは前作と同程度(つまりかなり捕まるといえる)で、まるでツアーステージのX−DRIVE405→435への変化と殆ど同じである。375αは、重心距離も短く、総じて方向性に関してはお世辞にも優れているとはいえなかったが、こちらのPROTOTYPE450は、スイートスポットも増大、明らかな性能の改良が見られる。


どうしても375αに比べると、全体の操作性は鈍い。打感が硬くなったこともあって、スライス、フックと上手に打ち分けるのは苦手。だが、450ccクラスでは充分な操作性といえよう。



フェイス角の表示はストレートであるが、実際に構えてみると多少フックに感じる。ヘッドの形状はオーソドックスそのもので、ヒールのネック部分が厚くなっているので、インサイドアウトでもアウトサイトインでも軌道がイメージしやすい。ヘッドの座りも良い。


打球音は若干大きめで打感は平均くらいの柔らかさ。あまりソリッドな感じはしない。ヘッドスピードの遅いプレイヤーには心地よい打球音だが、上級者には少しうるさく感じるかも知れない。しかしながらヘッドが大型化しているのでこればかりは仕方の無いところか。


どちらかというとヘッドスピードが遅いプレイヤーからアベレージの人向け。375αが8.5°からラインナップされていたのに比べて、PROTOTYPE450は9.5°から、また新たに12°もラインナップされている。ヘッドスピードでいうと38m/s〜45m/sがストライクゾーンだろう。超高反発の飛距離が体感できる。

当サイトの徹底した試打によると、やはりNGSのシャフトが一番相性が良い。飛距離重視のスペックとしては


NGS MachlinePROTO 5350   先が柔らかく手元が固い先調子   シャフトのしなり感があり、ヘッドが返りやすくボールのつかまりが良い

NGS MachlinePROTO 7061
   中間部から手元が硬くヘッドの返りが早いタイプ   ヘッドは非常に走りやすくボールのつかまりも良い

NGS Machline 3041   シニア、レディース仕様。重量42g前後の超軽量シャフト。   ゆったりと大きくスイングするスインガー向き

※Mach Line PROTOシリーズは、マッハラインシリーズとは別モデル





RatingGateスタッフが推奨するのは上記の3シャフト。
5350と7061はほぼ同じ特性。シャフト重量が若干違う。また5350のほうが同じフレックスでもシャフト中央部の剛性が柔らかく、若干ソフトに感じる。

どちらも弾き感が強く飛距離性能を最重視したモデル。5350はヘッドスピードが41〜43位  7061はヘッドスピードが44〜の人向け。
その他は御自分のスイングリズムやその他のクラブとのバランス、相性で選択してほしい。

対して3041は手打ちでヘッドスピードの上がらない方向け。
シャフトがタメをつくってくれるので大きな飛距離アップが期待できる。
その反面リストワークを使ってヘッドを走らせるタイプの方はボールが暴れるので不向き。

PROTOTYPE450に関しては、通常のクラフトショップではなく、PROTOTYPE450の作成経験の豊富な専門ショップで作成、購入することをお勧めする。大手メーカーの市販商品と違い、クラブ作成方法によって性能に差がでてきてしまう。少なくともオークションなどで購入しては期待通りの性能が発揮されない。








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実際に試打を行ってみて、1球目から期待通りの飛距離を稼いだ。。超高反発ヘッドの効果か、初速が速いのが肉眼でも感じられるほどで、さすがにルール適合モデルとの違いを見せ付けられる。ヘッドスピードを45m/sまで上げてみると、さらに飛距離が伸びる。ありがたい事に、ヘッドが大きくなっても375αの卓越した飛距離性能はそのまま引き継がれているようだ。むしろヘッドが大きくなった分、18ホールでの平均飛距離は伸びるであろう。それにしてもジオテックの技術力は特筆すべきである。これだけの低価格からは信じられない性能とコストパフォーマンスを生み出す。

さらに現在売り出し中のNGS社の飛距離重視スペックのシャフトと組み合わせることにより、相乗効果でさらに飛距離を稼ぐ可能性が出てくる。NGS社は製品の均一性やシャフト性能の分析などでは目を見張る技術力を持っている。独自の視点からシャフトを分析しており、ツアープロも使用者が増え始めており、弊社プロスタッフの評価も高い。これから注目に値するシャフトメーカーである。

 なお、こちらのモデルもYahoo!オークションなどで、模倣品や粗悪品の販売が予想される。当サイトにも品質や対応の点で多くのクレームが届けられた経緯もあるので、RatingGate読者は、決してオークションなどの製品を購入しないように注意したい。このサイトの分析と違う結果の商品、又は不良品が届いてもオークションなどでは文句が言えないのだから。


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