そもそもツアーステージブランドの失敗は、シニア、初心者向けのヘッドにもこの冠を載せたことにある。最近はツアーステージを所有しているといっても何のステータスも感じないばかりかミーハーメーカーのイメージが強い。確かにそろそろ潮時であっただろう。
今回はそのツアーステージに見切りをつけブリヂストンゴルフとして新たに社運をかけて作成したヘッドということであったが総合評価としては無難なラインにとどまった。確かに最新の調整機能は全て組み込まれ、飛距離性能も比較的高く、ヘッドがピーキーな仕上がりであること以外は特別落第点をつけるものはない。フェースにも最新のテクノロジーが組み込まれている。買ってすぐ手放すようなヘッドではないと思う。
このHPでも評価が高いファイズブランドも基本性能を大切にしている。本来の、消費者の利益を最優先するスピリッツを大切にする、今後のブリヂストンゴルフの行く末に期待をしたい。
ブリヂストンゴルフの行く末といえば、ブリヂストンスポーツアリーナ株式会社は、株式会社よしもとクリエイティブ・エージェンシーが運営する劇場「ルミネthe
よしもと」とコラボレーションしたゴルフイベント
「笑うゴルフ生活〜ビギナー大歓迎!スタート記念ラウンド〜」公演を2014 年9 月12 日(金)に新宿「ルミネthe よしもと」にて開催した。トータルテンボス、キングコング梶原、博多花丸大吉、次長課長の河本、オリエンタルラジオ藤森、インパルスの堤下などの豪華メンバーが終結し、ゴルフとお笑いのコラボレーションを実現した。低迷するゴルフ市場を活性化する革新的な方法であると思う。ゴルフクラブの開発においても目先の利益に囚われず、長期的、多面的な視野でゴルフ業界の活性化を目指して欲しいと思う。